校 長 御子柴 寛
今年度も「やさしく かしこく たくましい子の育成」を学校教育目標に掲げ、「全職員で全児童を育てるチーム六合」で児童の育成に努力してまいります。保護者の皆様にはこれまで同様、本校教育へのご理解と、ご協力をいただけますようお願いします。
始業式で、みんなで3つのことをがんばろうと話しました。一つは、「当たり前のことを、当たり前にできる、さりげなくかっこいい人を目指そう。」ということ。「当たり前のことを当たり前にする」って、実はとっても難しいことだと思っています。「当たり前のこと」というと、例えば、「あいさつ」や「規則正しい生活」、大人ならきちんと仕事に取り組むとか。安全で、平和で、豊かなこの国を支えているのは、こうした当たり前のことを当たり前にしている多くの人のおかげだと思うのです。いずれ大人になって社会を支えるようになる六合小の子たちにも、そんな「当たり前のこと」ができる人になってほしいと願って話しました。
二つ目は読書のこと。「引き続き本に親しみ、昨年度の自分を超えよう!」と伝えました。昨年度、図書室の貸出冊数は6,087冊(3/6現在)で、200冊以上を読んだ児童が1名、100冊以上読んだ児童は9名にもなりました。一昨年度よりも図書室の本を手に取る児童が増えました。今年度は、PTAの図書購入予算も増やしていただけるとのこと、大変ありがたいです。「本を通して言葉に触れ、言葉を増やし、自分の思いをより豊かに表現できるようになってほしい。」「読み取れなくて損をしたり、トラブルに巻き込まれたりしない大人になってほしい。」そんな思いから取り組んできた読書の推進を今年度も続けたいと思っています。
最後に、「みんなで学校を居心地のいい場所にしよう。そのために、自分にできることを考えて行動しよう。」と話しました。自分が楽しければ・・・とか、自分に都合のいいように・・・とかではきっと自分勝手な言動になり、周りの人はいやな思いをする。自分にとって居心地のいい場所にするためには、周りの人に心地よさを感じてもらうことが大切だと思うのです。大人も子どもも、周りのことを考えて行動する学校を目指します。今年度も子ども達に「できるようになった!」「わかった!」「楽しい!」と感じてもらえるような学校運営、学校教育目標達成のための努力をしていきます。どうかよろしくお願いします。
