あさがおさん、いつまでもいっしょだよ!
朝から蒸し暑く、10時にはグラウンドの暑さ指数が30.4となり、厳重警戒の値を示しました。グラウンドには外遊びを控える黄色い旗が掲げられ、グラウンドタイムは室内でゆっくりと過ごすことになりました。授業が終わると同時に外へ遊びに行こうとしていた2年生も、少し残念そうな表情で教室へ戻っていきました。
そんな暑さの中でも、1年生は育ててきたアサガオを使って楽しい学習に取り組みました。しおれてしまったアサガオの花を摘み取り、「あさがおさん、いつまでもいっしょだよ!」をテーマに色水づくりを行いました。
いくつかの花を袋に入れ、何度もやさしく揉んでいくと、だんだんと袋の中に紫色のきれいな液体がたまっていきます。ある程度できあがると、コップへそっと注ぎました。
まるでブドウジュースのような鮮やかな色です。先生からは「飲んではいけません!」と声が掛かるほどです。それでも興味をもった子は、そっと匂いをかいでみます。
「くさい!」
「野菜っぽい臭いがする!」
思わずそんな声が教室に響き、笑顔が広がりました。
次はいよいよ「すてきな模様づくり」です。先生の説明をよく聞こうと、子どもたちは自然と前へ集まります。お手本の作品を広げながら模様を確認したり、黒板に掲示された見本と見比べたりして、「どんな模様になるのかな。」と期待を膨らませていました。
やってみたくなった子どもたちは早速作業を開始しました。紙を液体に少しだけ浸ける子、しっかり浸ける子、紙の折りたたみ回数を変えた子など、一人ひとりが工夫しながら活動しています。色を付け終えたら、ゆっくりと広げてみます。どんな模様ができあがるか一番ワクワクする瞬間です。できた模様をじっくりと眺め、そしておともだちに見てもらいます。
「きれい!」「ハートがある!」「星形になっている!」
友達の作品を見比べながら、「次は違う模様にしてみよう。」と考え、2枚目づくりに挑戦する姿も見られました。それぞれが工夫を重ね、世界に一つだけの模様を生み出していました。
最後は、自分で作った2枚の中からお気に入りを1枚選び、作品を手にみんなで記念写真を撮りました。どの子も満足そうな笑顔を見せ、充実感が伝わってきました。
生活科で大切に育ててきたアサガオは、図工の表現活動へとつながりました。身近な自然を生かした学習を通して、子どもたちは試したり工夫したりしながら、自分らしい表現を楽しんでいます。一つの体験から学びを広げていく姿に、子どもたちの成長を感じた1学期でした。2学期にはどんな学びを見せてくれるのか、今からとても楽しみです。
